銀行はお金を預けるところではない
銀行とは、お金を預けるだけでなく、お金を貸すのが主な仕事です。銀行がお金を貸す対象は、企業や国がメインです。我々は仕事をして稼いだお金を銀行の口座に預金していますが、銀行はその預金で企業や国にお金を貸し出し、その利息で利益をあげています。日本は財政難で世界一の借金大国ですが、ほぼ日本国内で借金をまかなっています。つまり、アメリカなどは日本や中国にアメリカ国債を売り、借金をしていますが、日本の場合は外国に日本国債を売っていません。海外の投資家などは市場を通じて日本国債を買うことができますが、国家としては日本国債を保有している国はありません。日本は大量の国債を日銀の買い入れや、民間銀行、保険会社などの金融機関で消化しています。民間銀行や保険会社の資金は我々国民の預金や保険料です。金融機関は我々の資金を元手に証券などを運用して利益を得ています。リスクの大きさは、株式と債券では債券のほうが安全資産といわれます。銀行や保険会社のように大きな資金を持っていれば、利率は低くても安全資産で莫大な利益をあげることが可能です。